用途変更という壁。

An deux HOUSEプロジェクトの今後の必要経費について、
具体的に考える際「用途変更」を避けて通れません。
そして、それがかなりの費用が掛かります。

「用途変更」というのは、建物を登記(国に登録すること)する際に
「種目(使用する目的)」を決めます。
その「種目」に合わせた「消防法」の対策を取られた図面や工事・登録書類が必要で、変更する際も同様です。
現在、Transistor CAFEは1階共用部分を含む100平方メートル以内の中で行われている営業なので、
現状で営業可能です。

ですが今後、An deux HOUSEは「アーティスト イン レジデンス(ギャラリー付き宿泊施設)」と「テナント(物販)」に変更したいと考えています。
恐らく図面と書類関係でおよそ50万、必要工事におよそ100万で
用途変更に150万は掛かると思われます。

2期工事平面図 3

(現在、個人的に受けた融資250万で行った工事は
上下水道開設に約100万
ガス工事に25万
電気工事に35万
1階土台工事(大引き)に20万
1階2階共用部分天井・壁落下防止補修に25万
1階屋根板金に20万
トイレ設置に20万
他設計費などを、自己資金で何とか今の現状になっている状況です。)

前回工事で1階の雨漏りは回避できると思っていましたが、
当初見積もっていたよりも上回ってしまうのが古い建物のリノベーションだったりもします。
雨漏りの原因はひとつではなかったようで、まだまだ2階部分の大屋根や窓枠・外壁補修をしないと治まらないようで、
2階屋根板金に70万
建具(窓枠・木製サッシ)補修に80万
外壁塗装に150万

それから、
2階診療室などの天井・壁落下防止補修に50万
コンペ・内装に50万

以上が今回クラウドファンディング目標額の600万の使途明細になります。

An deux HOUSEは今まで作られてきた商業施設とも公共施設とも違う、
「共有」する楽しさ・喜びを感じられる、体感する文化共有施設になりたいと考えています。

元家主のおじいちゃんもまたこの家に戻れたらと提案してくれて、
箱バル不動産としてもおじいちゃんとの共存方法を次世代につなぐ形でいま模索中です。
リノベーションも一緒に作業してくれたりと、凄く前向きに考えられる心強い存在です。

クラウドファンディング終了まであと10日を切りました。
達成までまだまだ先はありますが、諦めずがんばりたいと思います。
明日、8月28日(日)にはAn deux HOUSEのオープンハウスを行いますので、
お時間合う方は是非に。
直接ご説明出来たらと考えています。
心よりお待ちしております。

2016年8月28日(日)@An deux HOUSE 函館市元町28-18
OPEN:10:00 CLOSE:16:00
参加費・入場料 無料